COLUMN
コラム
2024.12.02
乾太君の魅力にせまる!
スタッフブログ
- 乾太君って??
- 乾太君を使ってみての感想
- 乾太君の魅力
- 乾太君を採用するときの注意点
- まとめ
最近では、新築を検討される際に「乾太君ってどう?」といった話題が挙がることも多いですよね。実際、私もよく「乾太君ってどうなの?」と聞かれることがあります。そこで今回は、乾太君を使い始めて3年になる私(竹下)が、その使い心地をお伝えしたいと思います。
実は「洗濯物の干し方」は家づくりのプランニングにおいて、とても重要なポイントです。大まかに分けると、
- 外干し
- 室内干し(除湿器を活用)
- 乾燥機(電気orガス)
の3つの方法があり、それぞれの方法によって間取りの考え方も変わってきます。そのため、私たちもお客様とのプランニング時には必ず「洗濯物をどこでどう干したいか」をヒアリングしています。
ちなみに私自身は、一人暮らしのころから今に至るまで①外干し→②室内干し→③乾燥機(乾太君)へと洗濯の仕方が移行してきました。それぞれを経験してきたからこそ、他の干し方と比較した乾太君の魅力や注意点について感じたことをお伝えできればと思います。
何といっても「干す」という行為がほぼゼロになるので、洗濯がものすごく楽になりました。雨だろうが夜だろうが、洗濯が気軽にできるので、我が家では毎日フル稼働しています。
とはいえ、全員におすすめかというと、そうでもありません。乾太君には良いところもあれば、注意したい点もあります。自分のライフスタイルや洗濯の仕方に合うかどうか、じっくり検討することをおすすめします。
▸「干す」作業がほぼ不要
▸天候や時間に左右されない
▸短時間でふんわり乾く
こんなところでしょうか。少し詳しくお伝えしていきましょう。
「干す」作業がほぼ不要
洗濯には「洗う」「干す」「畳む・しまう」という工程がありますが、この中で一番手間に感じるのはどれでしょうか?私にとっては圧倒的に「干す」作業が圧倒的に面倒でした。例えば、洗濯物を一枚ずつシワを伸ばしながらハンガーにかけたり、洗濯ばさみで吊るす作業…。これが毎日となると大変ですよね。でも乾太君なら、洗濯物を乾燥機に放り込んでスイッチを押すだけ!1時間後には、ふわっと乾いた洗濯物が仕上がっています。
ただし、後述しますが、注意点として衣類が縮む可能性があります。乾燥機が使えない素材の衣類は別途室内干しが必要です。乾太君を導入して「干す」が全てなくなるってことはありませんが、それでも全てを手作業で干すよりはるかに楽だと感じています。
天候や時間に左右されない
雨の日や曇りの日、また夜の時間帯など、外干しが難しい状況でも関係なく洗濯ができます。特に忙しい方にとっては、この「いつでも洗濯できる自由さ」がありがたいですよね。さらに、子どもが服を汚して急いで洗濯したいときなどにもすぐ対応できるのが魅力です。ただし、乾燥中は音が少し気になる場合があります。設置場所や家の中での音の許容範囲についても検討しておくといいでしょう。
短時間でふんわり乾く
乾太君はガス乾燥機ならではのパワフルさが特長!電気式乾燥機に比べて約半分の時間で乾燥が完了します。これなら忙しい日でもスムーズに洗濯が進みますね。
さらに、乾太君の高温乾燥は「生乾き臭」の対策にも効果的です。外干しや天日干しでは取り除けない臭いの原因菌をしっかり除去し、清潔感のある仕上がりを実現してくれます。室内干し特有の嫌なニオイが気になる方にもぴったりです。
そして、短時間で乾くことによる便利さもポイント!例えば、冬場の洗濯物が多い日や、何回も洗濯を繰り返すときでも効率的です。第一便を乾太君で乾燥させている間に、第二便を洗濯機で洗う…という流れもスムーズにできます。これなら、大量の洗濯物もあっという間に片付きますね。
乾太君はとても便利ですが、採用するにあたって考慮すべきポイントもいくつかあります。以下の3つについて詳しくお伝えします:
▸衣類が縮む・痛む可能性がある
▸導入費用やランニングコスト
▸畳む作業が必要
衣類が縮む・痛む可能性がある
乾太君の高温乾燥はパワフルで魅力的ですが、一方で衣類が縮む場合もあります。特に高価な衣類やデリケートな素材(ウールなど)は注意が必要で、衣類のタグをしっかりと確認しましょう。
実際、私も新しく買ったTシャツを確認せずに乾太君で乾かしてしまい、気づいたら縮んでいて「短ラン」状態に…(笑)。また、子どもの服をガンガン乾燥していたら、サイズアウトしたように縮んでしまった経験もあります。
大切な衣類やお気に入りの服を守るためには、あらかじめどの衣類を乾燥機にかけるかを選別する習慣をつけることがポイントです。
2. 導入費用やランニングコスト
乾太君を設置するには本体代金に加え、ガス工事費用が必要です。新築時にオール電化を検討している場合、乾太君を採用するならガスを導入するかどうかという選択が求められます。
また、ランニングコストについても考慮が必要です。私の場合、もともと自宅がオール電化で乾太君を採用するにあたり、新たにガスの導入をする必要がありました。都市ガスが利用できないエリアだったため、プロパンガスを乾太君の為だけに導入しました。我が家の使用頻度は一日一回、量が多い時やシーツなどを追加で洗う場合を考えると、月に30回プラスαくらいの頻度です。ガス料金は契約しているガス会社にもよりますが、この頻度で基本料金を含めて月4,000〜5,000円ほどです。ガス給湯、ガスコンロ、ガス給湯式の床暖房などを採用している場合はこの金額限りではないですが、乾太君の初期費用とこのガス代を「手間を省くための投資」と考えるかどうかが採用のポイントの一つにはなると思います。
3. 畳む作業が必要
乾太君は「干す」作業を省いてくれる便利な家電ですが、「畳む」作業は避けて通れません。乾燥後、衣類をそのまま放置するとシワがつきやすくなるため、できるだけ早めに畳む必要があります。
この「畳む作業」が苦手な方には、乾太君の魅力が薄れてしまう可能性もあります。その場合は、乾太君ではなく、ランドリールームを設けて室内干しする方が向いているかもしれません。実際、畳むのが嫌だから「干す」→「乾いたらハンガーごとクローゼットに収納」というランドリールームとファミリークローゼットを近くに作って、動線を考慮したプランニングも多くみられます。
家事動線や収納方法を含め、「洗濯」という作業全体でどこを効率化したいかを明確にした上で乾太君の導入を検討すると良いでしょう。
乾太君は、洗濯の「干す」という面倒な作業を大幅カットし、短時間でふんわり乾燥してくれる頼れるガス乾燥機です。ただし、導入するかどうかは、自分の生活スタイルや洗濯のやり方に合うかどうかがポイントになります。
▸洗濯の「干す」作業をなくして時短したい方
▸天候や時間に左右されず洗濯したい方
▸忙しい日常の中で効率的な家事を求める方
は乾太君はおすすめだと感じます!
▸高価な服や縮みやすい服を多く持っている方
▸「畳む」という作業が苦に感じる方
▸導入費用やランニングコストが気になる方
は導入は慎重に検討した方が良いと思います!
私は実際に使ってみてとても便利だと思っていますが、「自分が洗濯で何を一番面倒に感じているか」をしっかり考えるのが大事だと思います。このコラムが少しでも乾太君の導入の参考になれば幸いです。
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