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2025.01.15

現場の日常 – 工事前~基礎工事編

現場ブログ

現場の日常 – 工事前~基礎工事編

お家を建てることは、人生の中で大きなイベントのひとつです。お打ち合わせ後にも、お家が完成するまでには多くの工程があり、ひとつひとつの工程が管理されて進んでいきます。ここでは、その基本的な流れをご紹介します。

目次

1. 着工前の準備

2. 地盤調査

3. 基礎工事

4. まとめ

1. 着工前の準備

木造住宅の着工前には、さまざまな準備が必要です。これらの準備がしっかりと行われることで、スムーズに工事が進みます。

設計・図面の確認

まず最初に、作成された図面や設計プランを確認します。お客様の要望に基づいて間取りやデザインが決まり、必要な設備や仕様が反映されます。設計段階で決まった内容は、施工の手順にも影響するため、細かな部分までしっかりと確認し、変更点があれば早めに対応することが重要です。

工程表の作成

工程表の作成は、お家づくりをスムーズに進めるための大切なツールです。工事の始まりから終わりまでの段階を順を追って記載した計画書であり、工期の管理や進捗確認に役立つ重要なツールです。

各作業の順序と所要時間を把握し、効率よく割り当てることで、予定通りに工事を進めることで、品質の高い住宅を完成させることができます。また、工程表の作成だけでなく、その後の進捗管理や柔軟な対応が完成までの流れのカギになります。

2. 地盤調査

地盤が家の安全性に大きく関わるため、着工前には地盤調査が行われます。地盤調査では、土地の地質や強度を調べ、家を建てるために適切な基礎工事を選定します。

  • 地盤調査の目的
    • 土地の性質を確認し、適切な基礎の種類を選定するためです。
    • 軟弱地盤など、地盤の強度が不足している場合は、補強工事が必要となることもあります。

地盤調査の結果によっては、地盤改良工事を行うこともあります。これにより、家が安定した基礎の上に建てられるようになります。

 

3. 基礎工事の開始

基礎工事は、家を支える土台を作る重要な工程です。基礎がしっかりと作られることで、その後の建物の安定性が保証されます。

基礎工事は、以下の流れで進行します。

1.地面の掘削

まず、建物の位置に合わせて地面を掘削します。これにより、基礎を設置するためのスペースが作られます。

2.砕石・砂利の敷設

掘削した地面に砕石や砂利を敷いて、地盤を安定させます。これにより、基礎がしっかりと支えられる土台が作られます。

3.型枠の設置と鉄筋の組み立て

コンクリートを流し込むために型枠が設置され、その中に鉄筋が組まれます。鉄筋はコンクリートの強度を高め、耐震性を向上させる役割を果たします。配筋チェックを行い、次工程のコンクリート打設に進みます。

4.コンクリートの打設

型枠の中にコンクリートを流し込み、基礎を作ります。コンクリートは十分に硬化させ、強度が確保できるようにします。

5.基礎の養生

コンクリートが十分に硬化するまで養生期間を設けます。この期間中にコンクリートが乾燥し、強度が増します。

6.基礎工事の完了と確認

基礎工事が完了した後、現場監督が最終チェックを行います。基礎が設計通りに施工されているか、強度に問題がないか、施工不良がないかを確認します。問題があれば、修正が行われます。基礎工事が完了すると、その上に土台を設置し、いよいよ木造住宅の本格的な建築が始まります。

4. まとめ

木造住宅の着工前から基礎工事までの流れは、家の安全性や品質を確保するために非常に重要なステップです。設計図の確認、地盤調査、基礎工事に至るまで、細かな準備と作業が積み重ねられています。これらの工程が行われることで、安心して長く住み続けられるお家が建設されます。

これから家づくりを考えている方々にとって、工程表の重要性を理解することは、家がどのように建設されるのかを知る手助けになればと思います。

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