COLUMN
コラム

2025.03.27
塗壁の外壁について
家づくりコラム

外壁の塗り壁とは?
外壁の仕上げ方法として近年人気が高まっている「塗り壁」。塗り壁とは、モルタルや漆喰、珪藻土などを使い、職人が手作業で仕上げる外壁材です。独特の質感や風合いが魅力であり、デザイン性の高い住まいを実現することができます。今回は、塗り壁のメリット・デメリットをデザイン面・メンテナンス面・コスト面からご紹介します。
当社では、ラス網下地にモルタルを塗仕上げにアイカ工業の「ジョリパット」を採用しています。ジョリパットは高いデザイン性と耐久性を兼ね備えた塗り壁材で、多彩なカラーバリエーションやテクスチャーが選べることが特徴です。
塗り壁のメリット
1. カラー、表現のバリエーションの豊富さ
塗り壁の最大の魅力は、表現の自由度が高い点です。職人の手作業による仕上げのため、コテ跡やパターンを自由に作り出すことができ、唯一無二の外観を演出できます。また、既製品であるサイディング等の外壁材と違いカラーバリ
エーションが豊富でグレーやグレージュなどでも濃淡様々なカラーをセレクトすることができます。
既製品では表現ができない微妙なニュアンスで好みに合わせることができます。
2. 継ぎ目のない美しい仕上がり
サイディングやタイルなどの外壁材と異なり、塗り壁は継ぎ目がないため、すっきりとした外観が得られます。外壁全体が一体化して見えることで、洗練された印象を与えることができます。
塗り壁のデメリット
1. 汚れが付着しやすく定期的なメンテナンスが必要
塗り壁は汚れが付着しやすく、特に雨だれやカビによる黒ずみが目立つことがあります。定期的な清掃が必要となります。
2. コストが比較的高め
塗り壁は職人の手作業で仕上げるため、施工コストが高くなる傾向があります。サイディングなどの一般的な外壁材と比べて初期費用がかかる点は注意が必要です。
3. ひび割れが発生することも
塗り壁は経年による収縮や地震や大型車両の交通による振動の影響でひび割れが発生してしまうこともあります。塗壁の下地材や塗料を工夫することでリスクを減らす事は可能です。
アールスタジオで使用しているラス網モルタル下地は割れを少なくするとともに下地材の凹凸が表面に出づらくなります。またジョリパットは柔軟性があり、ひび割れしにくい特性を持っているため、耐久性にも優れています。
塗り壁を採用した施工事例
【事例1】全面塗り壁の外観
白を基調とした全面塗り壁の住宅。シンプルでありながら、柔らかな陰影が生まれることで上品な雰囲気を演出。外構の緑が美しく映えます。
【事例2】塗り壁×木材の組み合わせ
外壁の一部に塗り壁を採用し、玄関周りやアクセント部分に天然木を組み合わせたデザイン。木の温かみと塗り壁の柔らかな風合いが調和し、モダンな印象を与える。
塗り壁は職人の手作業で仕上げるため、施工コストが高くなる傾向があります。サイディングなどの一般的な外壁材と比べて初期費用がかかる点は注意が必要です。
【事例3】塗り壁×その他の異素材との組み合わせ
塗り壁をベースにガルバリウム鋼やサイディングをアクセントとして取り入れたり、その逆でサイディング等をベースの素材として塗り壁をアクセントに。。。デザイン方法は様々で個性的な外観とすることができます。
塗り壁は「質感のやさしさ」「微妙なニュアンスを表現できるカラーバリエーション」などデザイン性の高さが魅力的です。良いところばかりではなく、コスト面や汚れの付きやすさなどのデメリットも良く理解しオシャレなデザインの外観を作っていきましょう!
◇◇オーダーキッチンの見学・ご相談の予約はこちらからどうぞ◇◇
《浜松・磐田で注文住宅・平屋ならアールスタジオへ》
アールスタジオはデザイン注文住宅を手掛ける工務店です。
お客様の思い描く理想の暮らしをかなえるための家づくりを
CATEGORY
ARCHIVE
選択する
- 2025年 (24)
- 2024年 (22)
- 2023年 (47)
- 2022年 (100)
- 2021年 (53)
- 2020年 (107)
- 2019年 (31)
- 2018年 (34)
- 2017年 (08)