OWNER’S VOICE
オーナーズボイス
VOICE07
借景を活かした空間でスローな暮らしを楽しむ子育てファミリー
浜松市北区 K様邸
プロのカメラマンとフォトスタジオに勤務する奥さま。共働き・子育てご夫婦が豊な自然に囲まれたのどかなロケーションに唯一無二のデザイン住宅
を建てました。
自然の借景を楽しみながら暮らせる家で、家族のライフスタイルはどう変わったのでしょうか? 贅沢な田舎暮らしを満喫するご夫婦に住み心地をお伺いしました。
インタビュアー 家を建てようと思ったきっかけは?
ご夫婦
以前は、1LDKの古いアパートに家族3人で住んでいました。見た目は普通のアパートですが、室内が意外とおしゃれな造りで結構気に入っていたんですよ(笑)。ただ、鉄骨造だったので夏が暑くて、冬は結露がひどくて……。長男の成長とともに収納もだんだん足りなくなってきて、2人目の子どもを授かったのを機に新築を検討し始めました。幸い、主人が生まれ育った実家の敷地内に建てさせてもらえることになりました。周りを自然に囲まれた環境は、私も自然豊かな袋井市で育ったのでまったく違和感がなく、嬉しかったですね。主人の両親に感謝の気持ちでいっぱいです。
インタビュアー 『アールスタジオ』を選んだ理由は何だったのですか?
ご夫婦
夫婦ともに、デザイン優先で家づくりを考えていたので、人と被らないおしゃれな家を建ててくれる工務店を探しました。『アールスタジオ』さんは、インスタグラムで偶然見つけて、多彩なデザインの施工例に惹かれてアクセスしました。最終的に3〜4社に絞って話を聞き、図面を描いてもらいました。その中で『アールスタジオ』さんの図面だけが他社と全く違う発想で、「この家に住みたい!」と思える間取りだったのです。決め手になったのは、担当の田中さんの人柄と相性の良さです。私たちがどんな家で、どんな暮らしをしたいのか、しっかり理解した上でプラスαのプランを考えてくれたからこそ、満足のいく図面ができ上がったのだと納得しました。
四角いHACOを積み重ねたような独創的な外観デザイン。外壁は劣化しにくいガルバリウム鋼板を採用し、木目調の玄関ドアと軒天がベストマッチ。向かいにあるご主人の実家との距離感も考慮して玄関の配置を決めた
インタビュアー 新築するにあたり、どんなご要望を出しましたか?
ご主人
家にいる時間がいちばん長い人、ウチで言えば妻ですが、彼女が毎日心地よく暮らせる間取りにするべきだと思っていました。なので、ほぼ妻の希望通りの家に仕上がっています(笑)。唯一、僕が欲しいと望んだのが2階の仕事部屋です。
奥さま
これだけの広い自然に囲まれた立地は贅沢だと思うので、この景色を活かした間取りを考えて欲しいとお伝えしました。決して広い面積ではないけれど、狭く感じないよう、開放感のあるLDKにしたかったんです。また、夫婦共働きなので、なるべく家事に時間を取られないよう、玄関から水回り、LDKに至る回遊動線も考えていただきました。収納にもこだわりたくて、1か所に大きなファミリークローゼットを設けるのではなく、各居室に分散してもらいました。こうすることで、行ったり来たりする時間のロスが減るし、欲しい場所に欲しいモノがあるのでとても便利です。インテリアは、グレーと白と木目を基調としたシンプルな空間で、家電のみ黒にしました。
明るさと開放感に満ちたナチュラルテイストのLDK。フローリングの色と質感に
合わせてダイニングテーブルとソファを選んだ。天井まで届くハイドアを採用し、
より広く感じられる。テレビボードは『アールスタジオ』の造作
中庭からたっぷりの光が差し込むLDK。キッチンと水回りが近くなくても家事効率
が落ちることはなく、むしろ来客時に家族のプライバシーが守れてオススメだそう
インタビュアー 実際に暮らしてみて、住み心地はいかがですか?
ご夫婦
第一希望だった、借景を楽しみながら暮らせて大満足です。思っていた以上に開放感があって、とても気持ちいいですね。断熱・気密性能も高いので、エアコンの効きが早いです。アパート時代の暑い・寒い・狭い・暗いというストレスもすべて解消しました。コンパクトなLDKでも広く感じるのは、南側のピクチャーウインドウから目線が抜けていくからだ思います。存在感のあるオーダーキッチンもお気に入りです。熱や傷に強い「ウルトラサーフェス」という天板と木の面材が調和して、友達からも大好評。リビングに入ってすぐキッチンが丸見えにならないレイアウトも正解でした。2階のホールはフレキシブルに使えるよう、オープンにしてあります。主人がスタジオとして人物撮影や物撮りに使ってもいいし、子どもたちが友達とワイワイ騒ぐのもいいし、あえて空間をつくりこまないようにしました
デザインと機能性を兼ね備えたオーダーキッチンは、『アールスタ
ジオ』のお施主様の約7割が採用する。今までほとんどキッチン
に立つことがなかったご主人も、新築してから積極的に奥さまを
手伝うようになったそう。奥さまの手が届きやすい位置にカップ
ボードを設置し、ブルーグレイのクロスがアクセントに
南面に額縁のようなピクチャーウインドウを設け、自然の緑を眺めな
がら暮らす。造作のベンチはヌックのように使用することができ、下
はルンバ基地と収納。大勢の来客があったときも座れて便利
2階は多用途に使えるフリースペース。将来的に間仕切りも可能。現在
は奥さまがミシンで作業したり、子どもたちが遊んだり、自由な空間と
して重宝している
インタビュアー 新築してから変わったことは何ですか?
ご主人
集中して仕事ができる部屋ができたのは嬉しいですね。LDKもナチュラルな雰囲気で開放感があるので、撮影で疲れて帰ってきてもリラックスできます。
奥さま
家事と子育てがラクになって、気持ちにゆとりが生まれましたね。共働きで忙しいので、回遊しやすい動線や適量適所の収納スペースがあるのは助かります。外からの視線を浴びることなく、ウッドデッキでBBQや子どもがプールを楽しめるようになったのも嬉しいですね♪
(右)玄関ホールに立つと、奥のピクチャーウインドウへと目線が抜けていく
(左)玄関から直接アクセスできる手洗いコーナー
玄関から手洗いコーナー、ファミリークローゼット、
主寝室、さらにLDKへとつながる回遊動線を実現
インタビュアー 『アールスタジオ』で建てて良かったと思うことは何ですか?
ご夫婦
設計の自由度が高いので、やりたいことをやりきれたことです。田中さんがどんな要望に対しても否定的ではなく、「とりあえずやってみましょう」とポジティブに受け止めてから提案してもらえたので、初めての家づくりを楽しむことができました。注文住宅は決めることが多くて大変だろうなと覚悟していましたが、センスのいい田中さんが私たちの好みを理解して選択肢を絞って提示してくれたので、迷うことがなかったんですよ。そんな提案の積み重ねによって、作り手と住まい手の信頼関係ができ上がったような気がします。引渡し後も、「その後どうですか?」と気にかけて連絡をくださるので、長く安心して快適に暮らしていくことができそうです
年齢を重ねてもラクに暮らせるよう、主寝室を1階に配置。プライバシーも
明るさも確保できるよう、窓の位置と大きさに配慮した設計
(右)グレージュなトーンでコーディネートしたトイレ。床から天井までつ
ながる木目のクロスが空間に落ち着きをもたらす。スタイリッシュなニッチ
とスリットのハイサイドライトも同社ならではの設計力
(左)土間玄関とリビングがシームレスにつながる間取り。3連のスモーク
ガラス扉で仕切ることもできる。新築してから子どもたちが以前よりのびの
び遊ぶようになったという
OTHERE’S
VOICE